御法川 恵里奈
ピアノ教室

講師紹介

PROFILE
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御法川 恵里奈

Minorikawa Elina

北海道出身、4歳よりピアノを始める。
東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業

第12回JPTAピアノオーディション全国大会入賞、同入賞者演奏会に出演
第2回ホロヴィッツ記念青少年国際ピアノコンクール ファイナリストディプロマ受賞
仙台フィルと若い音楽家によるコンサート「若草物語Ⅱ」オーディションに合格、同コンサートにて仙台フィルハーモニー管弦楽団と共演
第12回北海道ショパン学生ピアノコンクール金賞、併せて遠藤賞受賞
第3回かずさアカデミア音楽コンクール入選
第106回日演連推薦新人演奏会オーディションに合格、同演奏会にて札幌交響楽団と共演
第31回イタリア・フィナーレリグレ国際ピアノコンクール 第2位

2008年〜2016年3月、熊川哲也Kバレエカンパニー専属ピアニストとして所属、リハーサルピアニスト兼主任ピアニストを務める他、 レッスンCD『Reverence deux』のピアノ演奏、2012、2016年夏公演「トリプル・ビル」では、アシュトン振付『ラプソディ』のソロピアニスト、 2017年春公演では、渡辺レイ/熊川哲也振付の新作(世界初演)『パッションフルーツ』のピアノ独奏を務める。

これまでに志賀敦子、棚橋妙子、中島和彦、遠藤道子、安井耕一、関孝弘、青柳晋、大野眞嗣各氏に師事。 現在、後進の指導に当たる他、ソロや室内楽、バレエピアニスト等、幅広く演奏活動を行なっている。

ピアノの豊かな響きと
音色を求めて

自分の奏法に限界を感じていた私ですが、ロシアピアニズムに基づく合理的な奏法に出会い、その解決策が見出せました。 弾きやすさと同時に、音楽と自然に結びつくその奏法は、世界の有名なピアニストたちが実践しているものなのです。 私自身その奏法に出会ったことで、耳の使い方、音の聴き方、ピアノという楽器の扱い方が180°変わりました。

そして何より感じるのは、表現の幅が広がるということ。 指を一音一音しっかりあげて弾くものとは違い、脱力した中でいかに無駄な動きを無くして合理的に弾くか。 そのことが、豊かな響きを出すためにも、多彩な音色を出すためにも必要になってくるのです。

私もいろんな人の演奏を目の前にし、どうしたらあのように楽に弾けるのか、多彩な音色の変化が出せるのか。もはや才能…と、自分にはできないものと思っていました。 この奏法に出会ってなければ、ずっと疑問を持ったまま苦しさから抜け出せないまま、ピアノを弾き続けていたかもしれません。 でも、自分でもそんな音が出せる、ましてや楽に弾けるようになり、ピアノを自由自在に操れる感覚を持てたことで、今までとは違った楽しみ方が出てきました。

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これまでに難しすぎると諦めてしまった曲、ございませんか?

この奏法を知れば、譜読みのコツが見え、技術的に難しいところもどう弾けば楽に弾けるかという事がわかるようになります。

せっかくの時間を、弾くことに必死になるよりも、その段階を越えて自分の音楽を作っていく時間に使えたら、もっと楽しめるのではないでしょうか。 もちろんすぐに奏法が身につくというわけではありませんが、この奏法を知った上で作る音楽は、確実に今までとは違うということを実感できるはずです。

専門に勉強しているしていないに関わらず、音楽を愛する全ての人に、ピアノを弾く楽しさ、そして本物の音楽を知っていただけたらと思います。

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